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極微量物質分析室(B02室) 管理装置
ICP-MS | 二重収束質量分析計 |
ガスクロマトグラフ質量分析計1 | ガスクロマトグラフ質量分析計2 |
ガスクロマトグラフ質量分析計3 | 蛍光X線分析装置1 |
蛍光X線分析装置2 | ラマン分光装置 |
赤外分光光度計 | 元素分析装置 |
高速液体クロマトグラフ | イオンクロマトグラフ |
高分解能質量分析計 | 大判プリンタ |
誘導結合プラズマ質量分析計(ICP-MS)
機種 | Agilent 8800 |
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質量分離部 | トリプル四重極質量分析計 |
検出限界 | pptオーダー |
試料形態 | 液体 |
分析モード | 定性、定量、MS/MSモード |
付帯設備 | インテグレートオートサンプラー(I-AS) |
用途 | 溶液化することにより、金属試料(鉄鋼等)、環境試料(河川水等)、化学試料(試薬、触媒等)、多種多様の多元素微量定量分析が可能。 |
担当者 | 中野、高橋 |
注意点 | 初めて利用するときは、事前に担当者までメール等でご連絡ください。 試料の作製にいくつかの注意点があるので、担当者までお問い合わせください。 |
二重収束質量分析計(MS)
機種 | 日本電子 JMS-700 |
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イオン化法 | EI(電子イオン化法) FAB(高速原子衝撃法) |
加速電圧 | 10 kV |
質量範囲 | ~24,000 Da@加速電圧1kV (通常は2,000 Da程度) |
質量分解能 | 60,000以上(10%谷) |
用途 | 精密質量分析 |
担当者 | 望月 |
注意点 | 利用するときは事前にメール等で担当者までご連絡ください。担当者のスケジュールによっては当日測定に対応できない時があります。 精密質量測定では、必ず試料の分子式と計算精密質量を提示してください(FAB のときはプロトン付加分子もお願いします)。 測定試料は、EI では 0.01mol/L 程度の溶液 を1mL 程度ご用意ください。FAB では試料を溶液化せず 1~10 mg 程度をご用意ください。FAB のマトリックスは、グリセリン、m-ニトロベンジルアルコール(NBA)、ポリエチレングリコール(PEG)を用いています。 |
備考 | データ解析については、オンラインの画像配信を利用しながら一緒にご確認いただくことも可能です。ご希望の場合は担当者にお問い合わせください。 |
手引き | 質量分析の手引き |
ガスクロマトグラフ質量分析計1(GC-MS1)
機種 | Agilent 6890N (GC), 5975C (MS) |
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イオン化法 | EI(電子イオン化法) |
質量範囲 | 1.6~1,050 Da |
使用カラム | DB-1ms, HP-5ms, DB-1701, HP-PLOT Q, CP-PoraBOND Q など |
付帯設備 | オートサンプラー(液体試料用:8試料)、ヘッドスペースサンプラー(70試料) |
用途 | 揮発性化合物の定性、定量分析 |
担当者 | 望月 |
注意点 | 利用前に担当者にお問い合わせください。 液体試料からは、不揮発性の塩類や懸濁物を除去してください。定量分析時は、検量線用の標準試料を用意してください。気体試料の定量分析は、コック付きガス捕集バッグに採取された試料のみ受け付けいたします。 |
備考 | 本装置は主に気体試料の分析に用いています。 データ解析については、オンラインの画像配信を利用しながら一緒にご確認いただくことも可能です。ご希望の場合は担当者にお問い合わせください。 |
手引き | GC-MSの手引き(GC編、MS編) |
ガスクロマトグラフ質量分析計2(GC-MS2)
機種 | Agilent 8890 (GC), 5977C (MS) |
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イオン化法 | EI(電子イオン化法) |
質量範囲 | 0.6~1,091 Da |
使用カラム | DB-1ms, HP-5ms, DB-1701 など |
付帯設備 | オートサンプラー(液体試料用:150試料)、ヘッドスペースサンプラー(111試料) |
用途 | 揮発性化合物の定性、定量分析 |
担当者 | 望月 |
注意点 | 利用前に担当者にお問い合わせください。 液体試料からは、不揮発性の塩類や懸濁物を除去してください。定量分析時は、検量線用の標準試料を用意してください。気体試料の定量分析は、コック付きガス捕集バッグに採取された試料のみ受け付けいたします。 |
備考 | データ解析については、オンラインの画像配信を利用しながら一緒にご確認いただくことも可能です。ご希望の場合は担当者にお問い合わせください。 |
手引き | GC-MSの手引き(GC編、MS編) |
ガスクロマトグラフ質量分析計3(GC-MS3)
機種 | Agilent 8860 (GC), 5977B (MS) |
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イオン化法 | EI(電子イオン化法) |
質量範囲 | 1.6~1,050 Da |
使用カラム | HP-INNOWax, DB-FFAP など |
付帯設備 | オートサンプラー(液体試料用:16試料) |
用途 | 揮発性化合物の定性、定量分析 |
担当者 | 望月 |
注意点 | 利用前に担当者にお問い合わせください。 液体試料からは、不揮発性の塩類や懸濁物を除去してください。定量分析時は、検量線用の標準試料を用意してください。気体試料の定量分析は、コック付きガス捕集バッグに採取された試料のみ受け付けいたします。 |
備考 | データ解析については、オンラインの画像配信を利用しながら一緒にご確認いただくことも可能です。ご希望の場合は担当者にお問い合わせください。 |
手引き | GC-MSの手引き(GC編、MS編) |
波長分散型蛍光X線分析装置(WDXRF)
機種 | Bruker S8 Tiger (1kW) |
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検出器 | ガスフロー検出器、シンチレーションカウンタ |
分光結晶 | XS-55, PET, LiF200 |
元素範囲 | 固体:C~U、液体・粉体:Na~U |
X線照射径 | φ5 mm, 8 mm, 18 mm, 34 mm |
試料形態 | 固体、粉体、液体(揮発性液体も可) |
試料サイズ | φ50 mm以下 |
試料室雰囲気 | 真空、He |
用途 | 固体、粉体および液体中の特定元素の定性・定量 |
担当者 | 高階 |
注意点 | 前処理として、分析室の試薬類や器具を使用して加圧成型や粉砕作業を行う場合は、別途料金が必要になります。 |
備考 | 初めて利用される方は、事前に担当者へ連絡してください。 |
蛍光X線分析装置
機種 | Bruker M4 TORNADO+ S26 |
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検出器 | 超軽元素対応SSD検出器×2 |
X線源 | Rh |
元素範囲 | C~Am |
X線照射径 | φ20um、φ150um |
試料形態 | 固体、粉体、液体 |
マッピング範囲 | 190mm×160mm |
ステージサイズ | 330mm×170mm、最大重量負荷7kg |
試料室雰囲気 | 真空、大気 |
用途 | 固体、粉体および液体中の元素の定性・定量、マッピング分析、薄膜分析 |
担当者 | 高階 |
注意点 | 測定の際に消耗品類を使用する場合は、別途料金が必要となります。 |
備考 | 当面の間は依頼分析のみの対応とさせていただきます。 |
顕微レーザーラマン分光装置(Raman)
機種 | 日本分光 NRS-5100 |
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レーザー波長 | 532nm, 785nm |
対物レンズ | ×5、×20、×100、長作動×20、長作動×50、超長作動×100 |
最高分解 | 1cm-1 |
スポットサイズ | 1μm@×100対物レンズ |
搭載機能 | マッピング測定、高速イメージング、表面走査イメージング (凹凸試料や傾斜試料に対応)、カーボン分析、ストレス解析など |
用途 | 微小領域の分子構造解析 |
担当者 | 髙階 |
注意点 | 初めて利用する場合、あるいは立会いが必要な場合は、事前に担当者までメール等でご連絡ください。 マッピング測定等で連続して48時間を超えるような長時間の測定や時間外利用を希望する場合、また、繁忙期等予約が埋まっていて利用できない場合は、装置担当者にご相談ください。 |
備考 | 高さ最大80mm程度の試料まで測定が可能です。
高速イメージング機能が強化されました。赤外顕微鏡(顕微IR)との測定位置情報の共有が可能です。 |
フーリエ変換赤外分光光度計(赤外顕微鏡, FT-IR)
機種 | 本体:日本分光 FT/IR-6300 顕微鏡:日本分光 IRT-7000 |
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検出器 | 本体:DLATGS(温調付) 顕微鏡:ミッドバンドMCT、InGaAs(近赤外用) リニアアレイMCT(高速マッピング用) |
波数範囲 | 本体:7800~350cm-1 顕微鏡:12000~650cm-1 |
分解能 | 0.07~16cm-1 ピクセル分解能 6.25μm2、12.5μm2 |
対物(集光)鏡 | 10倍(対物鏡のみ)、16倍、32倍 |
試料形態 | 本体:固体、液体、気体(要相談) 顕微鏡:固体、液体 |
測定法 | 本体:透過法、ATR法 顕微鏡:透過法、反射法、ATR法 |
用途 | 化学物質等の定性(定量)、微小部位測定、マッピング分析、赤外偏光測定、可視偏光観察等 |
担当者 | 高階 |
注意点 | 前処理として、分析室の試薬類を使用して錠剤作製やプレート化等を行う場合は、別途料金が必要になります。 |
備考 | 初めて利用される場合、あるいは立会いが必要な場合は、事前に担当者に連絡してください。
顕微レーザーラマン分光装置(Raman)との測定位置情報の共有が可能です。 |
有機微量元素分析装置(CHNS)
機種 | Elementar, vario EL cube |
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測定元素 | C, H, N, S, O(カラム分離方式) |
燃焼温度 | 1150℃(錫ボート使用時1800℃) |
検出法 | TCD検出(C, H, N, S分析) IR検出(O分析) |
試料形態 | 固体・液体 |
試料量 | ~50mg(有機物 50mg / 土壌 1g) |
用途 | 有機物、土壌試料、石炭、食品等の炭素(C)、水素(H)、窒素(N)、硫黄(S)、酸素(O)の含有量測定 |
担当者 | 中野、高橋 |
注意点 | 試料の状態について確認が必要となりますので、試料持ち込みの際にご相談ください。 |
高速液体クロマトグラフ(HPLC)
機種 | Agilent 1290 InfinityⅡ LCシステム |
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ポンプ | フレキシブルポンプ(最大4液までグラジエント可能) 流量:0.001 - 2 mL/min(ポンプ耐圧130MPa以上)、2.001 - 5ml/min(ポンプ耐圧80MPa以上) 設定可能範囲:0.001 - 10.0 mL/min |
検出器 | ダイオードアレイ検出器(190~950nm)、蛍光検出器、示差屈折率検出器 |
カラム | 逆相系カラム他 |
溶離液 | 水、アセトニトリル、メタノール、ギ酸他 |
付帯設備 | オートサンプラー、フラクションコレクター |
用途 | 溶液中の有機物の定量分析 |
担当者 | 高橋 |
注意点 | 利用するときは、事前に担当者までメール等でご連絡ください。 試料は懸濁物や高濃度の塩を含まないことを確認してください。 |
イオンクロマトグラフ(IC)
機種 | メトローム Basic IC plus 883 |
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サンプルループ | 20μL(変更可) |
カラムオーブン | 室温~60℃ |
検出器 | 電気伝導度 |
検出方式 | サプレッサ方式 |
溶離液 | Na2CO3/NaHCO3等 |
付帯設備 | オートサンプラー(30試料) |
用途 | 陰イオンの定量分析 |
担当者 | 高橋 |
注意点 | 利用するときは、事前に担当者までメール等でご連絡ください。 試料は懸濁物や高濃度の塩を含まないことを確認してください。 |
高分解能質量分析計(HR-MS)
機種 | AB Sciex TripleTOF 5600+ |
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イオン化法 | ESI(エレクトロスプレーイオン化) APCI(大気圧化学イオン化) |
加速電圧 | 15 kV |
質量範囲 | 50~40,000 Da |
質量分解能 | 25,000 FWHM(m/z 100) |
用途 | 精密質量分析、液体クロマトグラフ質量分析 |
担当者 | 高橋 |
注意点 | 利用するときは事前にメール等で担当者までご連絡ください。担当者のスケジュールによっては当日測定に対応できない時があります。 精密質量測定では、必ず試料の分子式と計算精密質量を提示してください。 本装置は当部屋のHPLCと接続することにより、液体クロマトグラフ質量分析計としても利用できます。 |
大判プリンタ
機種 | エプソン PX-H9000 |
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解像度 | 2880dpi x 1440dpi(最大) |
用紙 | 半光沢フォト紙 |
最大印刷サイズ | A0ノビ(半光沢フォト紙) |
印刷時間 | 約20分@A0サイズ1枚 |
担当者 | 望月 |
注意点 | ご利用の際は、事前に担当者までメールでご連絡ください。 印刷用ソフトは、PowerPoint (Windows版) を使用しています。 印刷用ファイルは、PowerPointとPDFファイルでご用意ください。 卒論発表や学会シーズンは混み合いますので、1枚当たりの印刷時間を考慮して余裕をもって依頼してください。 |